おじさんはどう生きるか

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ゴルフ理論 スタックアンドチルト

こんにちは、レオ蔵です。

肘が完治して一度思い出しながらボールを打ってレビューしようと思っていましたが、完治しそうにないので、記憶を頼りにスタックアンドチルトをレビューします。

 

スタックアンドチルトの解説本が出たのは何年前くらいでしょう。10年前くらいでしょうか。米国?のコーチ、アンディブラマーとマイクベネットが提唱し、当時タイガーウッズが取り入れたとまことしやかに噂になりゴルフ雑誌でも頻繁に取り上げられました。いわゆる左1軸系の理論で、個人的にはギャリーエドウィンのライトサイドスイングの流れだと思ってます。ライトサイドスイングはあまり軸という概念が語られないのと、アームスイングを推奨している点でスタックアンドチルトと同じというわけにはいきませんが、体の左側を固定して右側を動かすということが理論の根底にあり、共通しています。先に書いたK1H理論とよく似ているのですが、K1Hはスタックアンドチルトほど脚を使わず、サラッとショルダーターンしていく感じですね。スタックアンドチルトはよりアスリート系です。

スタックアンドチルトは、日本人コーチでは宮崎大輝先生が米国でレッスンされており、YouTube「試打るtv」にも登場され、いくつか重要なドリルを晒してくださっていますので是非ご覧になってください。

 

スイング中、終始左股関節を支点として打っていくスイングです。ライトサイドスイングと違い、バックスイングでは左膝を前に出しながら右膝を伸ばすことで体重が左足に多く掛かり、胸を飛球線後方に向けることで、背骨が体の左側に倒れかかったようになる。ダウンスイングでは逆に左膝を伸ばしながら左股関節上で上半身を回していき、両膝が伸びて胸が正面を向いたあたりでハンドファーストインパクト。このとき左手甲が掌屈し、掌屈をキープしたまま体を飛球線に向けていく(フライングウェッジという)。フィニッシュはハーフショットくらいの低いフィニッシュとなる。いうてもこんだけの注意点です。

アイアンはダウンブローに打ちやすく、ダフリが減ってスピンの効いた球が打ち易いです。安定感抜群。問題はウッド。長くなるにつれて入射角をシャローにするために、アドレスで上半身を右に傾けておく(でも軸は左を意識)必要があり、加減が難しいです。

特にドライバーは試行錯誤になると思います。でも、インパクトが非常に厚くなりますので低めの強い球でぶっ飛びますね。

難点は、左膝への負担が半端ないこと。体重重い人にはあまりお勧めでいきません。事実、私も左膝をやりそうになってやめました。筋力不足なんですけどね、ほんまは。因みに私のベストスコアはこの理論の時に出ています。

しかし、ガッツリスポーツされてきたマッチョな方には是非一度チャレンジいただきたい理論ではあります。宮崎大輝先生の動画を見ていると、理論的にはとても道理にかなっていていかにもアメリカンといった合理的且つ体系的に整理された理論だと思います。巷の先生の中にもこの理論を勉強された方は多くいると思いますね。日本伝統のゴルフ理論とはまるっきりちがうとい点で興味深いので。

谷原秀人プロは公言はしていないとおもいますが、かなり近いスイングをされていて、現役バリバリご活躍中ですしね。

 

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